<ECLIPSE>

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たぶん私は、このどうしようもない寂しさとか悲しみから解放されたら死んでしまうのかもしれない。ときに痛みが人を生かすように、私が生きているのはきっと、ふいに私を捕らえる震えるほどの痛みや、記憶や、眩暈のせいなのかもしれない。無理矢理何もかも大したことなんてなかったことにするか、ポジティブな態度で消化してしまうか、どちらにせよそれを軽くあしらってしまおうとするのだけれど、果たしてそれでいいのかどうかさえ分からなくて頭が割れそうになる。

痛みというものの根っこは、たぶんぜんぶ繋がっているのだろう。たったひとつの些細な刺激が過去を呼び出してしまう。予期していなかった痛み、感情の行き違い、理解できない悪意。謝るべきでないのに謝ったわたしと、怒るべきときに怒れなかったわたし。人間、単純に謝ったり怒ったりするのが必ずしもベストとは限らないのだ。それを分かっていても、飲み込んだモヤモヤが沈殿して、どうにもならなくなるときがある。動悸と、そして窒息。正しく埋葬されていない、死んだ感情たち。たぶん私の中だけではなく、ひとの中にはそういう感情の墓場みたいなものがあって、けれど正しく埋葬されなかった感情たちの亡霊が、どこへも行けずに彷徨っているのではないだろうか。私はその亡霊たちにかけてやる適当な弔いの言葉が見つけられずに、ただ少し、おとなしくなってくれるのを待つしかないのだ。

私は一体その亡霊たちから、逃げようとしているのか?それともすでに、ともに生きてしまっているのだろうか?それは私を殺すのだろうか、それとも生かすのだろうか。生きることとは、日々死んでいくことなのだろうか。

















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| 未分類 | 23:26 | トラックバック:0コメント:0
私にいま一番、必要なこと。それはたぶん、自分の決めたことに大きなイエスを言ってあげることだ。分かりもしない未来を先取りして後悔することなく、抗わず、疑わず、卑屈にならず、きれいな顔で歩いていくこと。どこで間違えたのかなんて、ありもしなかったターニングポイントを探さずに、ただこれから迎える新しい局面を受け入れること。私にはいつだって何かを変える力があり、常に何かを選んできた。そのために私はわたしであるのだし、それはこれからも変わることがないのだ。

初心に帰るというのは、少しあきらめに似ていると思う。積極的なあきらめ。きっとそれができたときに、人は振り出しに戻れるのだろう。過去に驕ることなく、苦しみを思い返して怯えることもなく、ああ、私ははじめ、何も持っていなかったのだからと思う。そうしてまた、信じられるようになる。










| 未分類 | 01:11 | トラックバック:0コメント:0
すべてが微塵もなく消え去ってしまうような、荒涼とした世界。すべてが忘れられるためにあるような、たった一度きりの、些細な毎日。笑ってしまうような大雨の中に匿われながら、わずかな光をかざす。私も私の愛する人々も、いずれ消え行く哀れな生き物にすぎない。わたしたちの喜びも悲しみも、どのように語り継がれることがあるだろう。それでも繋がっていく何かがあって、日々の優しさや切なさ、あきらめ、そして希望はすべてそっと遺伝子の中に組み込まれて伝わっていくのだろうと思う。たとえわたしたちの一つ一つの名前や、その笑顔が忘れられても。

巡り合いに理由を探さずにいられない。傷つけあっても、疑っても、憎んでも、愛しあっても、なぜ私たちは繰り返されるのか。それは何のために、ではなく、幸せの源はどこにあるのか。私は心が震えるほどしあわせで、別れの日のことを思っては泣いてしまう。もう二度と会えなくなる日。愛し尊敬するひとがこの地球上からいなくなる日。一人のにんげんが産まれ、死ぬこと。私もいつか愛する人を置いて去らなければならないときがくるだろう。だから、せめて精一杯、受け取ったものを損なうことのないように、次に伝えたいと思うのだろう。愛おしく、老い、生まれ変わっていく細胞のそのすべてで。


























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☆
☆Author: 久美子
生まれ変わるなら、星か鳥になりたいと思う。
地上に「愛」が存在するならば、すべてを愛し、すべてに愛されたい。
命の灯をともして、日食の闇に、うごめく。



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