<ECLIPSE>

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張り詰めた空気、張り詰めた糸
冬の寒さはますます厳しくなって、高く突き抜ける空と私の間には張り詰めた空気が―吐く息の白い夜、身に染みるのは寒さではなくて星の美しさ―世界の汚れを浄化したかのようにある。

この曇りの無さ、この上ない清らかさ、そして何よりも厳しさ。私はこのために、どんなに暖かい心安らぐ陽だまりよりもこの夜を愛する。騒々しく巡る世界の中で、何にも媚びず、何にも甘えず、ひっそりとこの空気を心に保って生きることを願う。それはもはや一種使い古された「真理」―「孤独」という言葉の真実を越えて生きるための一種の覚悟でもある。

冷たい空気に満たされる肺。心。魂。

人間の幸福な営み、どこまでも陽気で明るい営みへの憧れと、人間そのものへの、ひいては自分をも含む人間への疑念の間で揺れ動く私は、いまだ超越できない壁のあるのを知る。そしてそれは現在においてだけでなく、この先においてもずっとそうであるだろうと予感している。内にこもる力と、外へ反発しようとする力の抑揚。帰ろうとする力と、出て行こうとする力。
現実の些細な出来事から世界への考察にいたるまで・・・苛まれていると感じるのは、私にその対立が耐え難いからだろうか。

私はますます私の言動に責任を持たなければならなくなるだろう。それは大いなる喜びでもあり、悔悛の始まりであるかもしれない。

人にではなく、モノにでもなく、世界に対峙するとき―「世界」が何なのか私はよく知らないけれど―私は自分自身のことがよく分かる。そして生きていることと、つまり人間の属性をすべて備えていることを自覚させられ、どう生きるのかを常に問われている気がする。結局いつも、何に対しているのか自分では分からず、キリスト教徒にとってそれは神と呼ばれるものなのかもしれないと推測したりするだけ。

私は無数の瞳に見つめられ、無数の手に愛撫される。肺や心臓を、えぐりとられそうになることもある。孤「毒」が私を支配し始めると、完全な自由の中に制約を見つけようとしてもがく。こころがどこかに放り出されてしまうのがとても恐い。だから鎖でつなぎとめようとする。

内にこもる力と、外に向かう力―

鎖を断ち切るのが恐いうちは、私は私のままでいられるだろう。けれどもはや、なにもかも飛び越えるときが来たのだから―これ以上騙し続ける必要はない。















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☆
☆Author: 久美子
生まれ変わるなら、星か鳥になりたいと思う。
地上に「愛」が存在するならば、すべてを愛し、すべてに愛されたい。
命の灯をともして、日食の闇に、うごめく。



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