<ECLIPSE>

話―聞 | main | 『不滅』 Milan Kundera
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階段
花がみなしぼむように、
青春が老いに屈するように、
一生の各階段も知恵も徳もみな、その時々に
花を開くのであって、永続は許されない。
生の呼び声を聞くごとに、心は、
勇敢に、悲しまずに、
新しい別な束縛に入るように、
別れと再開の覚悟をしなければならない。
およそ事の初めには不思議な力が宿っている。
それがわれわれを守り、生きるよすがとなる。

われわれは空間を次々と朗らかに闊歩せねばならない。
どの場所にも、故郷に対するような執着をもってはならない。
宇宙の精神はわれわれをとらえようとも狭めようともせず、
われわれを一段一段高め広めようとする。
ある生活圏に根をおろし、
居心地よく住み着いてしまうと、弾力を失いやすい。
発足と旅の覚悟のできているものだけが、
習慣のまひ作用から脱却するだろう。

臨終のときも、なおわれわれを新たな空間へ向け
若々しく送ることがあるかもしれない。
われわれに呼びかける生の呼び声は、決して終わることはないだろう
では、よし、心よ、別れを告げ、すこやかになれ!


― Hermann Hesse
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| 未分類 | 05:09 | トラックバック:0コメント:2
コメント
心の師
私の心の先生の詩が
久しぶりに私に問いかけます。
最後の一歩は自分ひとりで歩かねばならない
しかし、私の歩みを過去の人と未来の人が
そして、今生きている全ての人が見つめている事を
忘れてはいけない。
2005.08.05 Fri 21:20 | URL | 風
同じく
ヘッセはとても好きです。
家の本棚にあった『知と愛』、『青春はうるわし』から読み始め、今ではほとんど自分の本棚にあります。
『ガラス玉演戯』は、私の尊敬するひとが読みたいと言っていたので(文庫は絶版になっていたので)、すごく読みたくてなんとか見つけました。

痛いときは、必ず手にとります。
2005.08.06 Sat 00:24 | URL | 久美子
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PROFILE

☆
☆Author: 久美子
生まれ変わるなら、星か鳥になりたいと思う。
地上に「愛」が存在するならば、すべてを愛し、すべてに愛されたい。
命の灯をともして、日食の闇に、うごめく。



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