<ECLIPSE>

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たぶん私は、このどうしようもない寂しさとか悲しみから解放されたら死んでしまうのかもしれない。ときに痛みが人を生かすように、私が生きているのはきっと、ふいに私を捕らえる震えるほどの痛みや、記憶や、眩暈のせいなのかもしれない。無理矢理何もかも大したことなんてなかったことにするか、ポジティブな態度で消化してしまうか、どちらにせよそれを軽くあしらってしまおうとするのだけれど、果たしてそれでいいのかどうかさえ分からなくて頭が割れそうになる。

痛みというものの根っこは、たぶんぜんぶ繋がっているのだろう。たったひとつの些細な刺激が過去を呼び出してしまう。予期していなかった痛み、感情の行き違い、理解できない悪意。謝るべきでないのに謝ったわたしと、怒るべきときに怒れなかったわたし。人間、単純に謝ったり怒ったりするのが必ずしもベストとは限らないのだ。それを分かっていても、飲み込んだモヤモヤが沈殿して、どうにもならなくなるときがある。動悸と、そして窒息。正しく埋葬されていない、死んだ感情たち。たぶん私の中だけではなく、ひとの中にはそういう感情の墓場みたいなものがあって、けれど正しく埋葬されなかった感情たちの亡霊が、どこへも行けずに彷徨っているのではないだろうか。私はその亡霊たちにかけてやる適当な弔いの言葉が見つけられずに、ただ少し、おとなしくなってくれるのを待つしかないのだ。

私は一体その亡霊たちから、逃げようとしているのか?それともすでに、ともに生きてしまっているのだろうか?それは私を殺すのだろうか、それとも生かすのだろうか。生きることとは、日々死んでいくことなのだろうか。

















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☆Author: 久美子
生まれ変わるなら、星か鳥になりたいと思う。
地上に「愛」が存在するならば、すべてを愛し、すべてに愛されたい。
命の灯をともして、日食の闇に、うごめく。



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