<ECLIPSE>

丁寧に生きたいと思う | main | 不機嫌
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
I Love Nancy - Fly to Beijing !
「と、そういうふうに考えてみたら、なんだかすごく楽しくなったんです。」

「そうですか、楽しくですか・・・」

「はい、つまり人間は苦痛を・・・悲劇や何かといったマイナスに映るものをなるべく避けようとして、自分に不幸がふりかかったりするとまるでこの世の終わりみたいに思うわけですが、それはちょっと違うんじゃないかな、と。」

「ほう、違うというと・・・」

「私はずっと感情の起伏が激しいと友人に言われ続けてきて、自分でもそう思っていたんです。今でもそれは変わらないと思います。特に難しいことに頭を突っ込んで考え込んでしまったり、醜いものやあさましいものを見たりすると暗くなりがちです。あと、面倒くさいことをやらなきゃいけないときとか。」

「そうですね、共感します」

「でも、日常生活のことで不機嫌になるのと、考えこんで深刻になるのとは全く異なることではないかと思いました。これにはゲーテの影響が大きいですが 笑、生活を無視した哲学とか、哲学を無視した生活とか、ひとりの人間にとってそもそもそんなことは成り立たないと思います。というか人生に起こる様々なアクシデントや細々したことや、関係のある人々は私という存在に直結しているんです。私は実際、そういう世界に生きていて、望めば環境は変えられますが、関わりの中で生きているということは変わりません。それに・・・」

「それに?」

「私の哲学や思想は、それを原材料としているように、つまり人間を扱っているという意味ですが― 不思議とそれは何者にも干渉を受けませんし傷も付かず、その中心はまるで穏やかなのです。私はそこで葛藤を続けていますが、日常の生活については悩んでいるだけで、物事の表面の条件とか成り行きとか損得とかはどつまるところどうでもよくて、実際はその奥深いところで魂に問いかけているのです。私にとって本当に大切なのはその部分でしかありません。」

「・・・」

「まだうまく説明できませんが 笑」

「いえいえ、続けてください、もっと聞きたいですね。それで、上機嫌でいることが重要だと?」

「はい。不機嫌というのは結局、私のこころの底で起こる魂のやりとりには関係がなくて、わがままや利己心や、そんなところから生まれているものだと分かったんです。そういう細々したことで友人たちと行き違ったりすることは― 特に親しい間柄では割と良くあることですが、そんなことは問題になりません。それにちょっとした言葉の行き違いや体調、天候、置かれている状況などのせいでいらいらすることは誰にだってあります。もちろんいらいらして怒りを噴出させたっていいと思います 笑。問題はマイナスの感情とかそれを持っていることではなくて、不機嫌な状態。または不機嫌に見える状態です。」

「なるほど、それで、不機嫌な状態をどうにかする方法が?」

「笑顔です。笑ってる人間に対して攻撃する人はそれこそ本当に弱い人間だと思います。そういう人たちに対しては、なかなか治らない不機嫌を暖かく見守ってあげるのもひとつのテではないでしょうか?別に何もないんだけど、なんとなくあの人はいつも楽しそう、みたいな感じがいいんじゃないかと。女の子は特に笑ってたほうがかわいいですし、男性もその方が魅力的です。しかも最近笑っていると自然にこころも笑ってくることを発見しました。」

「それは良い発見でしたね」

「はい。それで、なんだか気持ちが穏やかになったので、素直になれそうな気がして。いろんな人に気持ちを伝えたくなりました。」

「それで、皆さんと素敵な交流を・・・?」

「はい、楽しいです。でもひとり伝えそびれているんです。」

「というと?」

「最近会ってないんですが、大切な友人です。彼は写真を撮るのがすごくうまくて、他の人のを見たりしてみても、やっぱり違うなあと思います。素人でどこが違うかって聞かれても難しいですけど 笑。特に今日のやつ、すごく素敵なんです。」

「それでは、ちゃんと伝えてみてはどうですか?」




・・・・・・
スポンサーサイト
| 未分類 | 00:40 | トラックバック:0コメント:3
コメント
笑う門には福来る

不機嫌な時でも、泣いてる時でも、
なにかでフッとうっかり笑っちゃうと、
一気に気が抜けますな、うん。
深刻ぶってた時は、なんだかちょっと悔しい気もしてしまうけど(笑)。

笑顔の女子も男子も大好物よ!
2005.08.13 Sat 00:58 | URL | 幸
いい格言だ、うん。

同感、
おかしいことって絶対笑っちゃうよね。
悔しい気持ちは分かる 笑。
でもそれってたぶん、どうしても必要だったんだよ。

これからも深刻ぶって楽しくやろう。
2005.08.13 Sat 01:15 | URL | kumiko
「人間というものは、幸福な運命が自分ののぞみを叶えてくれた瞬間に、自分を一層深く、一層真剣に認識するということはまず稀です。たいていの者にはそういう時、自分の以前の孤独によって得た成果が、心を重くする誤謬のように思われてくるものです。ところがあなたの心の用意はもっと周等なものでした。あなたはそこで認識したものは何一つ放棄されませんでした。そうです、あなたの困窮や孤独の時期に得られたすべての洞察は、今こそ真に、輝きをもって受け入れては贈与する偉大な栄光の中へ、まっただ中へと移しかえられているのが分かります、― そしてこのことによってはじめて、あなたの御幸福のように純粋な権利と保証とが、あのように深い安全さとがそなわるのです。」
2005.08.13 Sat 16:46 | URL | kumiko
コメントする













管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://espilce.blog17.fc2.com/tb.php/53-f8d607d1
トラックバック
| ホーム |

03 | 2017/04 | 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
PROFILE

☆
☆Author: 久美子
生まれ変わるなら、星か鳥になりたいと思う。
地上に「愛」が存在するならば、すべてを愛し、すべてに愛されたい。
命の灯をともして、日食の闇に、うごめく。



RECOMMEND
  • SELECTED ENTRIES
  • (12/07)
  • (11/19)
  • (07/19)
  • (06/23)
  • (05/27)
  • CATEGORIES
    ARCHIVES
    RECENT COMMENTS
  • TAKK (03/23)
  • TAKK (07/04)
  • kumy (06/09)
  • TAKK (06/08)
  • ash (02/14)
  • (01/01)
  • kumiko (12/07)
  • RECENT TRACKBACK
    LINKS
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。